岩手・宮城内陸地震による影響(その2) 

ここでは、「 岩手・宮城内陸地震による影響(その2) 」 に関する記事を紹介しています。
岩手・宮城内陸地震後の各企業の対応状況の続報。
リスクマネジメントBCPを検討する際の資料となる。

特に富士通では事業継続マネジメントの英国規格である「BS25999」を本年4月に取得している(参考)。今回の地震はこのBS25999取得後の最初の地震となる。今後、今回の地震対応をもとに規定内容の見直し等が行われるだろう。
当面は富士通の今後の動向に注目していきたい。



◆富士通マイクロエレクトロニクス岩手工場:岩手県金ケ崎
○6月14日
  ・生産ラインの一部に被害が生じ、稼働は早くても18日以降にずれ込む見通し。
  ・操業を停止し、調べたところ、製造装置の損傷が判明。詳しい点検だけでも2
   〜3日かかる見込みで、復旧のめどは立たない。

○6月16日
  ・試験工程だけを稼働させ、在庫製品のみを出荷。
  ・地震の揺れで生産設備の一部が破損し、部品を交換するなどの改修が必要となっている。
  ・全面再開までに不足する製品については、会津若松工場など他工場で代替生産する検討。
    ※自社サイトにて、「岩手・宮城内陸地震につきまして」発表

○6月17日
  ・一部工程で生産を再開したが、全面再開のめどは立っていない。

○6月19日
  ・6月末ごろに生産を再開できる見通しになったと発表。
  ・全面復旧は7月下旬になる見込み。


◆ソニー
○6月14日
  ・関連会社3社は揺れのため一部生産ラインが自動停止。
  ・宮城県内の録音・録画装置部品を製造する関連工場計5カ所の操業を一時停止。
  ・白石市などにある4工場は、異常がないことが確認され、14日夕方までに再開。
  ・栗原市の工場は一時停電したこともあり、操業再開は早くても16日以降となる見通し。

○6月17日
  ・録画・録音装置部品工場(宮城県栗原市)で一部の生産が再開
  ・装置の調整に時間がかかっていたが、午後から調整を終えた装置の稼働を順次、再開。

○6月19日
  ・録画・録音装置部品工場が全面復旧。


◆松下電器産業:DVD部品工場(宮城県名取市)
○6月14日
  ・安全確認を終え、15日には再開できる見通し。

○6月18日
  ・自社サイトにて「岩手・宮城内陸地震の被災地・被災者への支援について」発表


◆塩野義製薬金ケ崎工場:岩手県金ケ崎町
○6月14日
  ・医療用医薬品を製造する金ケ崎工場で配管や壁に亀裂がみつかり、操業を停止して
   設備点検を実施。
  ・生産再開時期は15日以降検討する。


◆トヨタ自動車グループ 関東自動車工業岩手工場:岩手県金ケ崎町
○6月14日
  ・14日は休業日のため、週明けの操業を判断するため、
   午後に静岡県内の本社から技術者十数人を現地に派遣。
  ・週明けにも再開の可否を決める。

○6月15日
  ・午後4時に安全が確認できる、

○6月16日
  ・通常稼働を決めた。
   ※もともと土曜日と日曜日は非稼働日だったため、今回の地震で同社の生産は影響を
     受けなかった。


◆サッポロビール仙台工場:宮城県名取市
  ・ビールの仕込みに使う用水タンクに亀裂が入る。
  ・現地調査の結果、修繕で15日に復旧し、週明けから操業できる見込み。
  ・同工場は定期点検のため14日から16日まで休業中で出荷への影響はないという。


◆三菱マテリアル:一関市
○6月14日
  ・岩手県内のセメント工場の生産を一時停止
    (地震による大きな揺れと同時に生産設備は自動停止)
  ・点検後に即日再開
  ・安全確認のための点検を1時間程度行ったのち、設備を再稼働した。その後は正常稼働。

○6月16日
  ・点検後に即日再開したことを明らかにする。




【参 考】
毎日.jp 2008年6月15日 東京朝刊
毎日.jp 2008年6月18日 東京朝刊
毎日.jp 2008年6月20日 東京朝刊

Asahi.com 2008年6月19日21時38分

IT Pro マネジメント BCP(事業継続計画) 2008年06月16日
IT Pro マネジメント BCP(事業継続計画) 2008年06月16日

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