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しかし、前回の2回は揺れに間に合わない、速報が出ない・・・・となかなか効果が見えなかったが、今回の地震ではうまく作動し、効果が得られたケースも見られた。
ただし、震動が大きくなる震源に近い場所の方が、揺れが到達する前に緊急地震速報を発表することはどうしても難い。
限界もあろうと思うが、今後のシステム面の改善を期待したい。
今回の地震発生は週末の朝方であったことから、デパート等は開店前だった。
そこで、人がたくさん集まっている場所での速報発表はまだ未経験である。
そのような場合の対応にも引き続き備えていくことが必要。
■速報発表の時系列整理
午前8時43分51秒ごろ : 気象庁が初期微動を検知
午前8時43分54秒ごろ : 予想最大震度は「5弱」
午前8時43分55秒ごろ : 予想最大震度は「5強」と修正、緊急地震速報発表
午前8時43分59秒 : 予想震度を「6強」と再修正
■地点と速報の発表状況
○震度6強地域(岩手・奥州市や宮城・栗原市)
S波到達にほとんど間に合わない
岩手県奥州市 : 速報は揺れの4・43秒後
宮城県栗原市 : 速報は揺れの0・30秒前
○震度6弱の宮城・大崎市
揺れが来るおよそ5秒前に発表
大崎市古川 : 5・38秒前
○震度5弱の仙台市宮城野区
約15秒前に緊急地震速報が発表
仙台市宮城野区 : 15・32秒前
○福島県
地震が観測される16秒前に緊急地震速報が発表
■OKI(沖電気工業)の宮城県の工場での事例
自社独自の地震計と緊急地震速報を組み合わせたシステムを設置。
それが地震発生直後にP波を検知し、S波到達前に緊急放送やガス・薬品の遮断、設備の
停止などが実施できた。
【参 考】
IT Pro マネジメント BCP 2008/06/16
FNNニュース 2008年06月16日 13:14
asahi.com マイタウン 福島 2008年06月16日
産経ニュース 2008年6月14日 20:57
